【ご案内】2018年感染症数理モデル夏期短期集中コース(受講者募集)

感染症流行の数理モデルに関心を持つ若手研究者の育成と数理モデルの実用化を 押し進めるために,情報・システム研究機構統計数理研究所の夏期大学院の一 環で,感染症数理モデルの夏期短期コース(正式名称「入門:感染症数理モデルによる流行データ分析と問題解決」)を2018年8月1日(水)から連続10日間で開講することとなりました.過去4年間で約320名の修了者を輩出し、好評をいただき第5回目の開講となります。第5回目も国際コースを継続し、全て英語となります。

■ お問い合わせ・申し込み: 短期入門コース運営事務局
idmodelcourse@gmail.com
プログラムおよび申し込み方法は以下のWebsiteへ.
https://sites.google.com/site/modelinfection/home/bootcamp2018

同コースは,分野を問わずに参加者を募り,応用数学・統計学・情報科学・物理学などはもちろん,医学・獣医学・薬学・保健学・生物学など,バックグランドを一切限定せずに受講できるコースです.概ね大学院修士課程の学生を中心とする予定ですが,研究志向の高い学部学生や若手からシニアに至るまでの研究者,現場の疫学者や医師・獣医師・保健師などの方にも参加していただけるよう門戸を広して開講いたします.

統計数理研究所の統計思考力育成事業やその他主催・共催研究機関・研究者・後援機関等による関連研究事業などで協力することによって,この短期コースは「無料」で受講できます.欧州や米英国では,数日から4週間程度の期間の同課題に関する入門コースがありますが,それに参加すると受講料だけで35万円ー40万円以上を要し,さらに加えて旅費と滞在費がかかります.学生を中心とする若手にはなかなか容易に参加できません.自らの専門性はもちろんのこと,教育資料やプログラムコード,観察データなど,このために教育研究資料を持ち寄った関連研究者が専門的知識を結集します.

過去の受講者にお聞きいただければわかりますが、講師陣総出で「本気」で次世代創出のために気合を入れて内容を精選して実施しています。主催者ラボを中心に教育手法を練って10日間を犠牲にして「良かった」と思ってもらえるコース作りをしています。ご参加いただければその熱気は伝わることと思います。ご関心をお持ちの方は,ぜひ受講ご参加下さい.受講資格は特にありませんが、公益性を重視して原則として全日程(或いは、少なくとも7割以上)に参加いただける方としております。原則、事前登録制です.これまでの好評のため、短期間で受講者が定員に達することが見込まれます。受講をお考えの方はお早めにご登録下さい。


■ 情報・システム研究機構 統計数理研究所 統計思考力育成事業 夏期大学院
「入門:感染症数理モデルによる流行データ分析と問題解決」
■ 主催:統計数理研究所 統計思考院,北海道大学大学院医学院修士課程医科学専攻公衆衛生学コース(Master of Public Healthコース)
■ 日時:平成30年8月1日(水)から同月10日(金)の連続10日間(休日なし)
■ 場所:統計数理研究所(東京都立川市緑町10-3)
■ 目的:感染症数理モデルの基礎的考え方と取扱い・発展の方法・データ分析および批判的吟味について,同専門課題に関心のある学生や若手研究者を対象
に,短期集中型の入門教育機会を提供すること.
■ 受講料:無料(ただし,交通と宿泊先は各自で手配すること.統数研の宿泊施設は使用不可とする)
■ 受講対象・資格:興味のある大学院学生,若手研究者,感染症対策の従事者など,資格は特になし(ただし,高校理系卒業程度の数学能力を想定)
■ 定員:80名(登録90名までの事前申込制,全日参加可能な方,原則先着順,一部学生優先)
■ 言語:英語
■ 講師陣:
運営責任:
西浦博 (北海道大学大学院医学研究院)
Yiming Yang(カーネギーメロン大学)
Jonathan Dushoff (マックマスター大学)
稲葉寿 (東京大学大学院数理科学研究科)
佐々木顕(総合研究大学院大学)
伊藤公人(北海道大学人獣共通感染症リサーチセンター)
筒井俊之(動物衛生研究所)
岩見真吾(九州大学大学院理学研究院)
斉藤正也(統計数理研究所)
ほか

以上

ロヒンギャ難民におけるジフテリア流行のリアルタイム研究成果がAcceptされました

おめでとうございます(内容について詳しくは近日出版)。Department外の方にはなかなかわからないことですが、リアルタイム研究って本当に大変なんです。Ryotaとにしうらさんは疫学会総会(福島)の午後に1日早く切り上げて急遽、仙台で夜通しで会議室を貸切って分析作業をしました。RevisionではRyotaがオランダ訪問中でAndreiとHyojungが定式化や計算のミスを修正してくれてね。思い出がたくさんなり。

Matsuyama R, Akhmetzhanov AR, Endo A, Lee H, Yamaguchi T, Tsuzuki S, Nishiura H. Uncertainty and sensitivity analysis of the basic reproduction number of diphtheria: A case study of Rohingya refugee camp in Bangladesh, November-December 2017. PeerJ 2018; in press. doi: 10.7717/peerj.4583.