Essential hardware to invite young colleagues

西浦研に簡易シャワーが設置されました。お披露目式ではにしうらさんが大変嬉しそうにされ、皆に囲まれましたー。これはジョギングを愛するにしうらさんプラス走るメンバーのため、という私用でも使うことがありますが、あくまで研究のためです。

数理疫学の学問的ルーツの一部を占めるのは数理生物学と生物物理学ですが、日本での同学問の祖先でExplicitな教室は京都大学の寺本英先生に遡ります。寺本先生は湯川秀樹先生のお弟子さんで、その道を行かれる教授陣で門下の方が大勢いらっしゃいます。。その寺本研にはラボの中に2畳の畳と布団がおいていました。その当時、数理生物学のような境界領域の学問を本格的に勉強できるのは同教室しかなかったので、学びに飢え、指導を求めた若者たちが学問的背景や正規生であるかの有無に関わらず多数京大の門を叩いたり共同研究を求めて訪れたのです。でも、京都に泊まるのは高額です。いまでも、秋の京都の宿泊先は値上がりしているのは皆さんご存知の通りですし、学生は概して貧乏です。そこで、本当に数理生物学を研究したい人のために、畳と布団があって、そこで東北や東京などからやってきた若手の滞在者が寝泊まりした、ということでした。

残念な話ではありますが、いまの世でも感染症疫学に関して理論を含めて国際第一線のコアな指導ができるところは当教室だけだと思っています。ですので、若手で門を叩かれる方には垣根なく開放をしたいのですが、札幌は季節によっては観光ピークの影響などを受けますからホテルが取れません。また、格安LCCで北海道へ来てくれるのがやっとの方も多いです。ということで、簡易ベッドは前からありましたが、シャワーと洗濯機を設置しました。もちろん、にしうらさんはジョグ後に使いますが、みなさん遠慮せずにご利用下さい。

Dynamics of the pneumonic plague epidemic in Madagascar

以下の論文が掲載されましたー。眠れぬ夜、幾夜、ちゃんと努力は実るのです。
にしうらの下で都築助教が作業をオーガナイズし、HyojungとChan、AndreiがR推定、西浦がCFR推定、Sungmokと三浦がデータをアップデートし続け、三浦が国際的流行リスクを実装、などと、全員が活躍した上で経験をすることができました。この経験は必ず次に生きてくるでしょー。

Tsuzuki Shinya, Lee Hyojung, Miura Fuminari, Chan Yat Hin, Jung Sung-mok, Akhmetzhanov Andrei R, Nishiura Hiroshi. Dynamics of the pneumonic plague epidemic in Madagascar, August to October 2017. Euro Surveill. 2017;22(46):pii=17-00710. https://doi.org/10.2807/1560-7917.ES.2017.22.46.17-00710

Infectious disease risk in North Korea

北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の感染症リスクに関する疫学研究論文が以下の通り掲載決定しましたー!

Nishiura H, Lee H, Yuan B, Endo A, Akhmetzhanov AR, Chowell G. Infectious disease risks among refugees from North Korea. International Journal of Infectious Diseases 2017; in press.